心まにまに

カーリングから‥

「カーリング」というスポーツについて

私はほとんど知識がなかったのですが、

北京オリンピックをテレビ観戦するうちに、

このスポーツのことが少し分かってきました。

 

カーリングブラシで氷を擦るのはなぜか、

どうすれば点が得られるのか、

攻め方や守り方の基本‥、

それらが分かると、

カーリングが面白くなってきました。

「このストーンに当てると、こうなって‥」

と、自分が考えた通りに選手が投げたときは

興奮するものがあります。

 

「少し分かってきた」

という経験は大切ですね。そこから

「もっと知ろう」

という気持ちがうまれることもありますし、

もっと知ることで、それが自分にとって

楽しいものになるかもしれません。


考えてみれば、小学校で学習することは、

いろいろな物事の表面の部分ばかりです。

表面の部分の学習だけで、

「つまらない‥」

と思わせてはいけません。

小学校の教師の責任は大きいのです。

 

「少し、分かってきた」

「少し、出来るようになってきた」

と子どもが感じられるように、

そして、そのあとに

「もっと知りたい」

「これって楽しい!」

と発展していくように

ていねいに教えていきたいと思います。