心まにまに

ブク、ブク…

体育における運動は、基本的に

「子どもの遊び」の延長にあるものです。

おにごっこをする、

高いところからジャンプする、

芝生の上で転がるといった遊びの経験が、

体育の授業でも活かされています。

 

水泳も同じです。

初めは水遊びからですね。

 

水遊びはお風呂でもできます。

鼻までお湯に浸けてブクブク~、

と息を吐くのは、よくある遊びです。

そのような遊びから水に慣れることが大切。

 

とは言っても、

水泳には「恐怖」がつきまといますよね。

 

その一つは、「息ができない恐怖」。

息を止める練習は体に良くありませんが、

「どちらが長く『あー』と声を出し続けられるか」

という子どもの遊びは、

息を止める練習になるのですよ。

 

「水中で目を開ける恐怖」もあります。

水圧で目が痛くなりますから。

では、水中で目を瞑っていれば…というと、

今度は「暗闇の恐怖」が生まれます。

息ができない、しかも真っ暗闇の状態は、

子どもにとっては大変な恐怖。

 

「目を開ける恐怖」「暗闇の恐怖」は、

ゴーグルが解決してくれます。

ゴーグルの使用には賛否があるかもしれません。

でも、それで恐怖が和らぐのであれば、

私は使うべきだと思っています。