『コウノドリ』

著者　鈴ノ木ユウ（すずのき　ゆう）

２０１３年から７年間、

青年漫画誌に連載された、

産科医師が主人公の

医療系コミックです。

テレビドラマにもなったので、

コミック、テレビのいずれかで

ご覧になった保護者の方も

いらっしゃると思います。

私はコミックもドラマも

縁がなかったのですが、

最近、この『コウノドリ』の

「新型コロナウイルス編」が

一巻完結で出版され、

話題となっていることを知り

読んでみました。

この２、３年、

コロナ禍で先行きが見えない中、

学校現場ではその時々の判断を迫られ、

不安と戸惑いの連続でした。

ましてや、

命をあずかる医療現場では、

その混乱については

想像が及びもつきません。

感染症という見えない恐怖に

苦悩しながら、出産と向き合う

医療従事者・妊婦・家族、

そして赤ちゃんが紡ぐ、

新たな命の物語！ 

（斜体字は講談社ホームページより）

それぞれがどのような思いで、

どのような時を過ごされたのか…、

その現状を知ることができました。

高学年の児童にも、

読んでもらいたい１冊です。