心まにまに

ありがとうの輪

夕刻5時過ぎに、

学校に忘れ物を取りに来た

中学年の男の子。

薄暗くなった教室へ付き添い

無事に忘れ物を見つけ、

「ありがとうございました。」

と頭を下げて帰って行きました。

 

休み時間、教員室へ○○先生を

訪ねてきた低学年の女の子。

「○○先生なら運動場で見かけたよ。」

と伝えると、

「ありがとうございます。」

と返してくれました。

 

あらためて振り返ると、

一日のうちに子どもたちから何度も

ありがとうございます」

を受け取っています。

中には礼には及ばぬものもあり、

「いえいえ、どういたしまして!」

と恐縮する場面もありますが。

 

学校が「ありがとうございます」を

伝え合える環境であることも、

「ありがとうございます」が

素直に言えるように

家庭で躾けていただいていることも、

とても嬉しく思います。

ありがたいことです。

 

先週の土曜日の『学校説明会』で、

未就学児の保護者の皆様に

6年生の有志が合唱を披露しました。

私は講堂の一番後ろから

聴かせてもらいました。

最高学年としての立派な振る舞いと、

美しいハーモニーを響かせようと

一生懸命な姿に心を打たれ、

目頭が熱くなりましたね。

 

その後、教室で彼らに最大の賛辞と、

心からの「ありがとう」を伝えました。