心まにまに

手をつないで

「おててつないで 

 野道を行けば

 みんな可愛い 

 小鳥になって…」

 

さて、この童謡の題名は何でしょう?

 

答えは、「おててつないで」

 

 

 

 

 

 

…ではありません。

「靴が鳴る」でした

 

 

低学年児童が、友だちと手を繋ぎ

歩く姿を校内でよく見ます。

「二人は仲よしだねぇ。」

と言うと、二人は顔を見合わせて

ニコっと笑います。

ときどき、

私が注意をしたと勘違いをして

手を離す二人もいて、

「いいの、いいの、

 手を離さなくても!」

と、慌てて手

繋がせることもあります。

 

子どもがお父さんやお母さんと

手を繋ぐ姿も良いのですが、

子どもが友だちと手を繋ぐ姿は、

親子とは違った良さがあります。

友だちは自分と対等なもの、

そのお互いが、頼って、頼られて…

という姿に安心するのでしょうか。

一緒に歌をうたいながら

歩いていたりすれば、さらなり。

 

おててつないで、野道を行けば…、

そんな歌が生まれる理由が分かります。