心まにまに

じょうずに褒める

子どもを褒めるときに、

「すごい」「じょうず」

の言葉をつかわないように…と

指導していただいたことがあります。

 

たとえば、

子どもが自信をもって書いた字を

「ねえ、これ見て!」

と言ってきたときは、

「大きく、堂々とした字を

 書くことができたね。」

「とめはらいに気をつけて

 書いているね。」

というように、

なにがすごいのか、

どこがじょうずなのかを

具体的に伝えなさい。

それにより、子どもは自分の頑張りに

自信を持つことができるのだ、と。

 

「うちの子は

 どこを褒めたらいいのか…。」

「なかなか上達しなくて…。」

というお母さま、

お子さまが一生懸命に

鉛筆を動かしているときの

かっこいい横顔を見ていただいて、

「静かに、集中していたね。」

と、集中して取り組む姿勢と、

頑張りを認めてあげてください。

 

上達のスピードは人それぞれ。

ゆっくりのお子さまには、

「あきらめずに集中する」

という経験が大切です。

そこに、お母さんのひとことを添えて

自分の頑張りに

自信を持たせてあげてくださいね。