心まにまに

芽ばえ

今朝、1年生が下足室のあたりで

「芽が出たよ!」

と、嬉しそうに叫んでいました。

植木鉢に植えたチューリップの

球根から、芽が出たのですね。

 

 

子どもと同じで、

それぞれの色や形は個性的です。

そして、どの芽からも、

昨年の秋から寒さに堪えて、

満を持して芽生えた

「たくましさ」を感じます。

 

子どもたちの

「芽が出た!」の言葉から、

日本では人の成長を、

物の生長に当てはめて

例えることが多いと気づきます。

 

「彼も、最近、芽が出てきたね。」

「この仕事で、ひと花咲かせて…」

「努力が、実を結ぶように…」

「地に根を張り、取り組んで…」

 

チューリップの芽生えに喜ぶ1年生。

彼らもチューリップに負けず

芽を伸ばしていますよ。

その芽はチューリップと同じく

一人一人、個性的です。

そして、

どの芽もすくすくと成長しています。