昼休みや放課後などの

自由に過ごすことができる時間に、

教師の周りで過ごす子どもたちが

どのクラスにもいます。

たいていは

教師にちょっかいを出して、

たわいもない話をして

賑やかに過ごすだけですが、

中には『さっきの授業』で

言いたかった自分の思いを

伝えに来る子がいます。

みんなの前で発言する勇気がない、

躊躇しているうちに発言の機会を

失ってしまった…、

そういう子たちが自分の思いを

教師に伝えに来るのです。

その子たちの話を聴くと、

けっこう深い考えを持っていたり、

大人の意見を聞かせてくれたり

することがあるのです。

こちらが、その考えに反応すると、

それだけで、

その子はスッキリしたような、

ホッとしたような顔になります。

休み時間の子どもとのふれあいは

いろいろな意味で大切です。