心まにまに

「名探偵コナン」に込められた思い

子どもにも大人気のコミック、

『名探偵コナン』

その作者である青山剛昌さんの

ドキュメント番組を視聴しました。

 

番組の中で、インタビュアーが

「作品の中に登場するトリックは、

 読み手の子どもには

 難しくありませんか?」

と青山さんに尋ねました。

以下は、そのときの返答です。

 

「子どもは頭がいいので、

 簡単に描いちゃうと、

 子どもだましというか…、

 子どもになめられちゃいます。

 

 子ども扱いしない。

 面白いと感じたら調べるし、

 理解しようとするし、

 難しいことでもちゃんと描けば、

 そのほうが子どもは

 楽しんでくれるんで…。

 信じてますね、子どもを。」

 

学校の授業でも、

全員がすぐに手を挙げられる

問い大切ですが、

頭をひねったり、

調べたりしないと、

解決できない問いこそ、

子どもの能力を伸ばします。

私たちの思いと青山さんの思いは

通じるところがあるようです。

 

「子ども扱いしない」ことは、

子どもを伸ばすためには

とても大切なのです。