心まにまに

友だちの、あたたかさ

昨日の全校集会は、運動場で

「はないちもんめ」をしました。

ところが、どの学年も

「はないちもんめ」をしたことが

ない子どもが多いことに驚きました。

 

先日まで、低学年が音楽の時間に

「あんたがたどこさ」

を歌っていました。

歌いながら、友だちと向かい合って

手を合わせて…という、

保護者の皆さんなら経験したことが

ある遊びをしていました。

楽しそうな姿が印象に残りましたが、

こういう遊びも、今の子どもは

あまりすることはないようですね。

 

「はないちもんめ」も

「あんたがたどこさ」も、

友だちと手を繋いだり、

てのひらを合わせたりと、

友だちのぬくもりを感じる遊び。

このような遊びの体験は、

人を大切にする心に繋がります。

 

昨日、エントランスを

二人の1年生の女の子が

手を繋いで歩いていました。

微笑ましい後ろ姿に

「二人は友だちやね。

 だって、手をつないでいるもん」

と声を掛けました。

 

二人は一瞬、顔を見合わせると

クスッと笑って

手を繋いだまま歩いていきました。

その手は

さっきより大きく揺れていました。

 

ホッとする光景でした。