心まにまに

褒めてほしかったけど…

私は幼少の頃からお絵かきが好きで、

幼稚園でも、家の中でも、

お絵描きをしていればご機嫌でした。

家族は両親のほかに、

祖父母、おばが同居していたので、

たくさんの大人から

「上手やなぁ」

と褒めてもらえました

 

ある日の、

家の階段を机代わりにして

絵を描いたときのことです。

上手に描けた満足感を持って

母親に見せに行くと、

絵のことには一切触れずに、

うす暗いところで

絵を描いていたことを

「目が悪くなる」

と叱られました。

 

私は叱られるとは

微塵も思っていなかったことと、

絵を褒めてもらえなかったことが

ショックで…、

半世紀も前の出来事なのに、

未だに忘れられずにいます(笑)

 

親となれば、

母の気持ちが理解できます。

ただ、あのときの

自分の気持ちを考えれば

母を反面教師とさせていただき、

子どもが話しかけてきたときに

何を欲しているのか

意識するようにしています。

 

先週の金曜日、

4年生の図工の授業を覗いたときに

ある女の子が、自分で描いた

ウサギの絵を見せてくれました。

本人の了解を得て、

そのキャラクターとご本人に

登場してもらいます。

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