心まにまに
2024/07/11
子どもに任せましょう
授業中に、想定外の質問を
子どもから受けることがあります。
それが、たとえば
「信長の幼少期の名前は何ですか?」
のように、調べられるものなら
「調べておくね」
で済むのですが、
個々のとらえ方、考え方によるもので
ひとくくりにして
答えられない質問もあります。
そんなときは、
「あなたは(みんなは)どう思う?」
と、子どもに返すのが一番です。
質問をする児童は、
自分なりの考えを持ったうえで
質問することが多いので、
その考えを元にして、子どもたちが
意見を出し合えばいいのです。
その結果、
教師が固い頭で考えるよりも、
もっと柔軟で、ユニークな結論に
落ち着くことがあります。
もちろん、
結論が出ないこともありますが、
その過程も、学びです。
子どもに返す余裕ができれば、
一人前の教師かな、とも思います。