心まにまに

笑顔のちから

お子さまが

理由もなく笑顔を向けてきたら、

どんな反応をされますか?

「なに? どうしたの?」

と尋ねると同時に、

自然と笑顔になっていませんか?

 

学校の廊下で、

前から歩いてくる子どもに

ニコッと笑顔を向けると、

その子も笑顔で返してくれます。

 

だれかの笑顔は、

まわりにいる人も

笑顔にする力があります。

 

黒川伊保子さんの著書

『孫のトリセツ』の中に、

「人は相手の笑顔につられて

 笑顔になると、

 脳には嬉しいときの神経信号が

 誘発される」

とありました。

たしかに、わが子の笑顔は嬉しく、

幸せな気持ちになります。

 

逆に、

不満顔につられて口角が下がると、

脳には不快なときの信号が

誘発されるので、

相手に不満があっても、

明るい表情でそれを伝えれば

相手は前向きの気持ちで

思いを受け止めてくれるようです。

 

ということで、

お子さんへのお小言があるときは、

あえて笑顔で伝えてみては

どうでしょう?

いつもと反応が違うかもしれません。

 

気味悪がられたときは…、

普段、よほど怖い顔をしているのだと

反省!でしょうか(笑)。