心まにまに
2024/08/15
8月15日
先日、家族で実家へ行ったときに、
私の父が息子と娘に
曽祖父の話を始めました。
兵庫県加古川市から大阪市港区に移り
米屋を営んでいたこと。
米騒動をきっかけに米屋をたたみ、
堺市へ移ったこと。
そこで戦争を体験し、家が焼け、
現在の阿倍野区の曾祖母の実家を
頼って移って来たこと。
空襲を受けたけれど生きながらえ、
そこで終戦を迎えたこと。
私の父は、
「焼夷弾は地面に刺さるんや。
それが燃える光景は忘れられへん」
と言います。
曽祖父母、祖父母が
戦火を逃れて、苦労をして
生きのびてきた話を聞くと、
今、自分がいることは奇跡です。
息子、娘がいることも。
先祖が繋いでくださった命を
大切にしなければなりません。
今日、8月15日は終戦の日です。