心まにまに

8月15日

先日、家族で実家へ行ったときに、

私の父が息子と娘に

曽祖父の話を始めました。

 

兵庫県加古川市から大阪市港区に移り

米屋を営んでいたこと。

米騒動をきっかけに米屋をたたみ、

堺市へ移ったこと。

そこで戦争を体験し、家が焼け、

現在の阿倍野区の曾祖母の実家を

頼って移って来たこと。

空襲を受けたけれど生きながらえ、

そこで終戦を迎えたこと。

 

私の父は、

「焼夷弾は地面に刺さるんや。

 それが燃える光景は忘れられへん」

と言います。

 

曽祖父母、祖父母が

戦火を逃れて、苦労をして

生きのびてきた話を聞くと、

今、自分がいることは奇跡です。

息子、娘がいることも。

 

先祖が繋いでくださった命を

大切にしなければなりません。

 

今日、8月15日は終戦の日です。