心まにまに

子どもに正対して…

教員室で仕事をしている最中に

子どもが

「先生、あの〜…」

と話しかけてくることがあります。

そんなとき、手を止めて、

身体をその子に正対して

(オヘソをその子に向けて)

話すことが大切です。

 

その子の言葉だけではなく、

表情、顔色はどうであるか、

どんな様子で話しているか、

しっかりと観察することが大切です。

 

忙しさに甘えて、

パソコンの画面を覗いたままで

「どうしたの?」

と返事だけをするようではいけません。

 

わざわざ教員室まで来て

教師に声をかけてくるときは、

余程のことがあるのです。

だから、話を聞くときは

子どもと正対する。

これは教師として大切なことです。

 

とくに、低学年の子どもには

目線の高さをあわせたり、

手を握ってあげたりすることで、

「あなたの話を聴くよ」

という気持ちをアピールします。

 

子どもは大人の態度に敏感です。

こちらが中途半端な気持ちでは

本心を話してくれないものです。