心まにまに
2024/10/07
子どもに正対して…
教員室で仕事をしている最中に
子どもが
「先生、あの〜…」
と話しかけてくることがあります。
そんなとき、手を止めて、
身体をその子に正対して
(オヘソをその子に向けて)
話すことが大切です。
その子の言葉だけではなく、
表情、顔色はどうであるか、
どんな様子で話しているか、
しっかりと観察することが大切です。
忙しさに甘えて、
パソコンの画面を覗いたままで
「どうしたの?」
と返事だけをするようではいけません。
わざわざ教員室まで来て
教師に声をかけてくるときは、
余程のことがあるのです。
だから、話を聞くときは
子どもと正対する。
これは教師として大切なことです。
とくに、低学年の子どもには
目線の高さをあわせたり、
手を握ってあげたりすることで、
「あなたの話を聴くよ」
という気持ちをアピールします。
子どもは大人の態度に敏感です。
こちらが中途半端な気持ちでは
本心を話してくれないものです。