心まにまに

豊中のパン屋さんのミステリー

書店の平積みの新書に、

「○○大賞、受賞」

という帯付きの本を

よく見かけるようになりました。

 

先日、

『第23回このミステリーがすごい!

 大賞 受賞作』

との帯付きの本が目につきました。

 

 

『謎の香りはパン屋から』

土屋うさぎ・著


ミステリーには

とくに興味はないのですが、

思わず買った理由の一つは

物語の設定が豊中市のパン屋さんで

アルバイトをする大学生が主人公、

という、言うなれば親近感で。

 

著者の土屋さんが箕面市の出身で、

大阪大学在籍中に

パン屋さんでのアルバイト経験が

この作品のベースになっているとか。

 

物語の主人公のアルバイト先は、

著者自身がアルバイトをしていた

パン屋さん、

作中の描写から、あの店だろうな…

と思う店があったりします。

そんな楽しみもある一冊でした。

 

高学年の児童であれば、

十分に楽しめる一冊だと思います。