心まにまに

見られてるかぁ〜

年度末、何かと忙しい時期です。

 

昨日、午後7時過ぎに学校を出て

雲雀丘花屋敷駅から

大阪方面行きの電車に乗車。

 

川西能勢口を発車したあと、

ボーッと座席に座る私の隣に

スッと近づいてきたのは、

私服姿の4年生の女の子。

 

「川西能勢口の塾に行ってたの」

「おつかれさま。

 なんの勉強をしてきたの?」

「算数、今日はテストだった」

「お腹すいた?」

「すいてる〜、お昼から

 何も食べてないから。

 だから、帰ったら

 いっぱいご飯を食べるの」

「先生だって、よく分かったね。

 マスクをしてるし、

 学校の姿と違うのに」

「分かるよ〜、

 いつも駅で見かけるから」

 

そうか、見られているか。

ボーッと電車に乗っていては

いけませんね。

 

低学年の児童は

目の前に知っている人がいても

気がつかないことが多くあります。

視野が狭いのです。

4年生になって、

周りに目を向けるようになった、

そんな些細なことに成長を感じます。

 

疲れていましたが、

子どもと話して元気をもらえました。

同じ駅で降りて、改札で

「さようなら」

また、明日、学校で!