心まにまに

かしこいミニトマト

2年生の児童二人が、

ベル広場で育てている

ミニトマトの苗を見ながら

「私のには、実が三つ」

「ぼくのはね、…四つ!」

と、実の数を競っていました。

かわいいですね。

 

ミニトマトは、元の茎から

をつける枝」と

をつける枝」を横に伸ばします。

上から観察すると…

 

 

この「をつける枝」から、

きれいに右・左・右…と交互に

子枝を伸ばし、そこに実をつけます。

必ず交互に小枝を伸ばすのは

どうしてかな?

 

 

元の茎に近いほうから

実が大きくなっているのは、

どうしてかな?

 

をつける枝」の、すぐ上の

をつける枝」は、

必ず「をつける枝」の

反対側に伸びるのは、どうしてかな?

 

誰かがそんな疑問をなげかければ、

子どもたちからいろいろな考えが

出てきそうです。

正解にたどりつかなくても、

観察して「気づく」こと、

なぜだろうと「思考」することが

大切です。

 

ミニトマトは、ただ水やりをして

実りを味わうだけではもったいない。

生長を見守る過程で

たくさんの学びがあるのです。