心まにまに
2025/11/26
突然のヒトコト
「50メートル、8.7秒!」
廊下を歩いていると
3年生の男子が突然そう言ったので、
「速っ! すごいなぁ。」
と、あわてて返しました。
本当なら、
「先生、聞いて、聞いて!」
「どうしたの?」
「体育の時間の50メートル走で、
僕、何秒だったと思う?」
「…10秒ぐらい?」
「ちがう、8.7秒!」
「速っ!」
となる会話ですが、
子どもは、よほど嬉しいことや、
驚いたこと、不満なことがあると、
話の脈絡をすべてスッ飛ばして
「50メートル、8.7秒!」
と、核心部分だけを伝えてきます。
これは、よくあること。
「50メートル、8.7秒!」は
何を伝えたいのか
分かりやすいのですが、
ときどき何が言いたいのか
悩むことがあります。
最近、あったことを二つ紹介します。
「何も言わなくていいからね!」
中学年の女子からの突然の言葉。
何のこと…?と思っていたら、
周りの友だちが教えてくれました。
じつは、その女の子は
前日に髪をバッサリと切っていて、
それに対して
私が何か言うと思ったようです。
何も言うなと言うので
仰せの通り何も言いませんでしたが、
「似合ってると思うよ。」
ぐらい言えば良かったのかな?
「昨日、だれに会ったでしょう?」
低学年の男子からの突然の質問。
…う~ん、
あまりにも漠然とした質問です。
「ヒントをちょうだい。」
「えっとね、…とても人気者。」
…まったく答えが絞れない。
「じゃあ、どこで会ったの?」
「ディズニーランド」
自信をもって、
「わかった、ミッキーマウスやね!」
「ちがう、ミッキーとミニー!」
…せめて、半分正解とか言ってよ~。
子どもからの突然のヒトコトに、
けっこう頭を使います。
