昭和時代のテレビドラマや映画に
登場する女性たちが
「これは外国製かしら?」
「お茶でもしませんこと?」
「あら、ステキだわ」
と話すのを聞いて、
違和感を覚えました。
『女言葉』というものに。
今は、このような言葉遣いは
聞かなくなりましたね。
子どもの頃は、これらの言葉を
「女性の言葉遣い」として
違和感なく聞いていました。
そう思うと、今は、
男性と女性の言葉の垣根が
ずいぶんと低くなったと思います。
でも、幼い女の子たちが
おままごとをしているのを見ると、
「〜なのよ」
「あら、〜かしら」
「そうよね〜」
と、今では遣わないような
女言葉で演じるのです、
それが不思議。
時代言葉のバイリンガル、
とでも言いましょうか?
