『スキー学校で、
林間コースを滑りました。
木と木の間から日が差して、
とても綺麗でした。…』
4年生がスキー学校の思い出を
作文に表現するときの一例です。
「景色が綺麗だったんだな」
と、分からなくもないのですが、
このように変えるとどうでしょう?
『スキー学校で、
林間コースを滑りました。
木漏れがとても綺麗でした。…』
『木と木の間から日が差す』を
『木漏れ日』という言葉に
変えただけですが、
文章から受ける景色の美しさは
後者のほうが上がりませんか?
『木漏れ日』という言葉を
知っているだけで、
印象が随分と変わります。
子どもがたくさんの言葉を覚える、
語彙を増やすことは大切です。
語彙が増えることは、
心のカメラの画素数を上げること。
言葉をたくさん知ることで、
世界はより鮮明になります。
子どもが語彙を増やす一番の方法は、
お父さんやお母さんが会話のなかで
口伝えに教えてあげることです。
晴れた日、
親子で公園を歩いているときに、
お母さんが
「木漏れ日がきれいね」
とつぶやき、子どもが
「こもれびって、なぁに?」
と尋ねる。
そこで、少し説明してあげると、
『目に見える美しさ』と
『木漏れ日』という言葉が
セットになって子どもの心に残る。
そんなふうに
語彙が増えていくことが理想ですね。
