ひばりっこブログ
2017/12/05
研究授業に向けて
本校では、毎年度4回から5回の研究授業を行っています。
授業を見ること、見てもらうことは、教師にとって最も大切な研修の場です。
本校の研究授業は、教科部会の提案となります。
算数の研究授業であれば算数部の教員が、音楽の研究授業であれば音楽部の教員が集まり、
一つの授業について話し合うことから始まります。
どのような導入の方法をとるか、子どもの思考場面をどこで、どのように設定するか、
授業をどのようにまとめるか、それが今後の学習にどう繋がっていくのか、
授業の流れに無理はないか、準備物は何を用意するか…と、考えることはたくさんあります。
しかし、どれだけ練っても、授業はこちらが思うように進まないものなのです。
そこで、研究授業の前に『模擬授業』を行います。
上の写真は、1月に実施する研究授業の『模擬授業』の様子です。
今回は、2年生の音楽の授業でした。
子ども役の教員を前に、実際に授業を担当する教員が本番通りに授業を行います。
そして、授業後に、子ども役の教員が気づいたことを部会にアドバイスします。
この日も模擬授業に1時間半ほどの時間をかけました。
それにより、本番の授業がより完成されたものになり、
その後の研究会では、授業の本質に迫る議論が展開されるのです。