ひばりっこブログ

「暗唱詩文集」2学期(6年生)

 国語の授業の最初には、「暗唱詩文集」の暗記に取り組んでいます。全員で声を出して読んだ後、一人で暗唱をするのです。覚えているつもりでも、前に立って全員に聞いてもらうとなると、緊張のあまり最初の題名を忘れてしまうことも…。また、少しでも間違えると残念ながら合格することはできません…。

 それでもいいんです。「全員の前で声を出すこと」「間違いを恐れないこと」「名文にたくさん触れる経験をもつこと」。この3つを大切にして、取り組んでいるのです。合格すると、どの子もとてもうれしそうな表情をします。

 6年生の2学期の暗唱は、レベルがとても高いです。一番長いのが北原白秋の「落葉松」。大人が見ても、覚えられるとは思えないのではないでしょうか。合格したのは、各クラス数名のみ。合格したときには大きな拍手が起こっていました。

 2学期に暗記して欲しいのは、全部で8つ。下にいくつか紹介しますので、ぜひお子様と一緒に覚えてみて下さい。お子様の方が覚えるのが早いということがあるかもしれませんね。そうやって、楽しむことが一番大切。これからもその思いを大切にしつつ、色々なジャンルの文章を子どもたちにプレゼントしていこうと思っています。

「覚えるために工夫を凝らしています。」「前に出ると緊張しちゃうよ。」