多くの六年生にとって、大事な大事な統一入試日まで残り１ヶ月を切りました。

現在は内部連絡入試の結果が出て，それぞれの目標に向けて取り組んでいるところです。

この時期の６年生はどんな様子で，どんな生活をしているのかお伝えします。

主要４教科の学習は，これまで単元テストに向けた内容でしたが，今はどの教科も入試に向けた内容に切り替わっています。外部受験の子はもちろん，内部連絡入試の子たちもこの時期は勉強を終えているわけではありません。

算数では，現在本屋で販売されている赤本に掲載されていないほど昔の過去問を使って演習を行っています。また，解きっぱなしではなく，自分の力にするために解き直しを呼びかけ，数字をかえた確認問題も実施しています。

一方で，主要４教科ではない教科の学習として体育をのぞいてみました。

今の時期はマラソンから始まります。

少しずつ走る距離を長くしていきます。

自分のタイムの記録はタブレットのワークシートへ。もはやタブレットはどの教科でも当たり前になってきました。

その後は，台上前転の練習です。きれいな台上前転を目指して，ここでも自分のフォームをタブレットで撮影します。

このように，一見ピリピリしていると思われがちな今の時期の６年生ですが，それほどクラスの空気が変わることもなく過ごしています。ただし，この時期ならではのルールもあります。それは，「絶対に友だちと進学の話をしないこと。」です。これは，それぞれが自分の進学に集中し，気持ち良く学校生活を送るためには欠かせないルールです。このことを全員が守っているからこそ作られる現在の空気でもあります。

受験はあくまでも人生の中の目標の１つに過ぎません。決して，人生のゴールではありません。今ある生活を第一にしながら，各自が良い受験をしてもらえることを願っています。