ひばりっこブログ

ひばり米から農薬について考える(3年生)

3年生が田植え・観察・収穫・脱穀と活動してきた里里の米を用いて,振り返りと新たな課題に出会いました。

テーマは,「農薬は使うか,否か。」

自分たちで育てた米は3つに分類されており,その様子を観察しました。

①黒っぽい色がついたり,欠けてしまったりしているグループ

②白みがかっているグループ

③透明でつやのあるグループ

どのグループなら買って食べたいかを考え,日本の米販売の基準の厳しさを知りました。

無農薬で育てるひばり米では,売り物になる米は,収穫量の5分の1程度になってしまうことから,次年度の里里の米づくりをどのように行うのが良いのか考えました。

教材としては,5年生の社会で学ぶ内容ですが,実際に自分たちで育てた米がある今だからこそ生産者の方の気持ちに近い状態で考えられたと思います。

農薬を用いることの可否については,色々な考え方があります。ただ漠然と無農薬はいい!農薬はダメ!と考えるのではなく,無農薬はどんな点で良いのか,一方でそのデメリットは?など考えられるようになって欲しいと思います。

私たちの生活からは切っても切れない米について学び,より良く生きるきっかけを見つけた,そんな1時間でした。