3年生の社会では，「事故や事件からまちを守る」の学習をしています。「交通事故の件数のうつりかわり」「交通事故が起きた時間別の，なくなった人の数」のグラフを読み，気づいたことを発表しました。年々交通事故の件数が減っていること，夕方に交通事故が多いことが分かり，理由も考えました。「車の性能がよくなっているから，事故が減っているのではないか。」「交通安全を呼びかけているから事故が減っているのではないか」「夕方は通勤や通学の人が増えるから，事故が多いのではないか。」と，3年生なりに生活に照らし合わせて考えることができました。

　今後は，交通事故が起きたら警察署の人はどのような仕事をするのかを学習します。また，事故を防ぐための設備や取り組みも学習します。

　子どもたちには，「みんなの安全を守るためにあるものを家の周りでさがそう」という課題を与えています。子どもたちは，色々な道路標識や看板を見つけて写真に撮り，タブレットで提出していました。いつも通っている道でも視点を変えるとたくさんの発見があったようです。

　友だちの撮ってきた写真を見て、興味津々の子どもたち…。私学ならではです。広範囲から通学しているため，様々なものを見ることができました。

　そして何よりも，交通事故を起こさないために自分ができることを考えることが大切です。学習の最後に，どんな答えが子どもたちから返ってくるのかを楽しみにしています。また，それを実践することをこれからずっと期待しています。