５年生の「暗唱詩文集」３冊目に突入しました。

今回の表紙は「感動」のタイトル。よく見ると感動の文字がいくつかのひらがなで構成されています。文字職人の杉浦誠司さんの作品です。目を凝らして見つけてください。分からなければ5年生の誰かに聞いて下さいね。「よ〇く〇う〇ま〇る」

今回は，名詩名文のほかに「月の異名」や「十二支」なども入れました。教室での声出しに主に使っています。子どもたちが今回苦労しているのが「源氏物語」冒頭部です。

「いずれのぉ　おおんときにか　にょうご　こうい　あまたさぶらいたまいけるなかに～」文章を見ていても，ふりがながふってあってもなかなかすらすらとは読めないのです。

しっかり読めてくると暗唱できる子が多くなります。５年生では，希望者に暗唱のテストをさせています。ちょっとでもつまったらだめ，という厳しいルールですが，その分合格した時の喜びはひとしおのようです。

５年生はこの１年間３０ほどの名詞名文を暗唱してきました。これからも人生を豊かにする多くの名詩名文にふれる機会を作りたいと思います。