マラソン大会が２月9日（金）に実施される予定です。この日は、中高校の学園グランドで走ります。一周３００ｍ。毎年，子どもたちの多くは，その長さにびっくりしながら走っています。ぶっつけ本番というわけにはいきません。２月の本番に向けて，練習を始めています。

　まず，体育の授業の始めのマラソン練習。運動場やベル広場を走ります。３周，４周…と少しずつ走る長さを長くしていきます。自分のペースで走りきること，タイムを少しでも縮めていくことを目標に頑張っています。

　次に，マラソン朝会。１時間目の授業の前に，運動場で練習をするのが「マラソン朝会」です。１月１８日に，初めてのマラソン朝会をしました。４年生は３年生と一緒に走ります。５分間，走り続けました。３年生という下級生がいるためか，いい見本になろうとはりきって走る子が多いと感じました。走り終わった後には，「先生，７周も走れたよ。」などと息を切らせながら報告してくれる児童もいました。

　「今年のマラソン大会は去年より順位をよくしたい。」などと抱負を言いにきてくれる子，冬休みに地域で開かれているマラソンのイベントに参加して練習を積み重ねている子もいます。本番に向けて，きっとそれぞれが心の中で目標を決めていることでしょう。

　小学校の運動場のマラソンのスタート地点には、「克己（こっき）」と書いてあります。「己に克つ」とは、自分の中にある弱い心を打ち払い，強い心で自分を推し進めていくこと」という意味だそうです。疲れたときにこそ克己という言葉を思い出して，走って欲しいものです。そうすれば，きっとどの子にとっても「自分に負けなかった」マラソン大会になるはずです。