学校に活気が戻ってきました。

登校してくる児童は、手に手に大きな荷物を持っています。

夏休みの自由研究、工作や絵画作品を持ってきているのです。

自ら見せに来てくれる子もいれば、「見せて」と言っても「恥ずかしい」と言って見せてくれない子もいます。

気のせいか、登校してくる子がみんな一回り大きくなったように思えました。

先ずは、学園講堂に集まって始業式です。

　　　　学園講堂での始業式

＜式辞の概要＞

長かった夏休みが終わりました。久しぶりに元気な皆さんを学校に迎えてとてもうれしいです。

夏休み中でもいろんなことでがんばっている人の姿を見ることができました。プール開放に来た人、臨海学舎や山の学舎で活躍した人など、いろいろです。先週１９日は、西日本の水泳記録会がありましたが、他の学校の人たちと一緒に泳いで、自分の最高記録を出した人がたくさんいました。他にも、普段なかなかできないことにじっくり取り組んだ人、普段は会えないおじいさんやおばあさんに会った人、海や山に行った人。

一人ひとり違った夏休みを過ごしたと思いますが、経験したことは、どんなことでも、これからの皆さんの成長のエネルギーや、くじけそうになったときの支えになると思います。 

さて、夏休み中には、ブラジルのリオデジャネイロでオリンピックが開催されました。日本の選手も様々な競技で活躍をしてくれましたし、たくさんのメダルも取ってくれましたので、テレビを見ながら楽しむことができました。

「すごいな」と思う場面はたくさんありましたが、私が感動したのは、陸上競技男子４００ｍリレーです。

日本の選手で１００ｍを１０秒以内で走れる選手は４人の中に１人もいませんでした。にもかかわらずチームの記録は３７秒６０という記録で、見事に銀メダルを獲得しました。どうしてそんな記録が出せたのか、私の算数の力では理解できませんが、工夫と練習を重ねたバトンパスに秘密があるのだろうと思います。

一人ひとりが力を伸ばすことも大切ですし、チームワークもとても大切だということを感じさせられたオリンピックでした。

さて、今日から２学期が始まります。２学期は１年間で一番長い学期です。大きな行事としては１０月の末に総合発表会がありますので、頑張ってこの舞台での発表をしてください。また、２年生は１１月に「森の学舎」がありますので、楽しみにしてください。他にもいろいろな行事がありますが、一年のうちで一番じっくりと勉強に取り組める時期です。

２学期も、高い目標を持ってチャレンジして、成功した喜びや失敗した悔しさをいっぱい経験して、大きく成長してくれることを願って、お話を終わります。

始業式に続いて、学級委員の任命式を行ないました。

　　舞台に並んだ２学期の学級委員

学級委員には、学級のリーダーとして頑張ってほしいと思いますし、他のみんなにも学級委員と力を合わせて、チームワークの良い学級を作ってほしいと思います。