校長室の窓から

E.T.

E.T.と言えば、過去にヒットした映画を思い出す方もいらっしゃることでしょう。

と言っても、E.T.の公開は1982年のことですから、今の小学生の保護者の方は当時のフィーバーぶりはご存じないかもしれませんね。

「フィーバー」という言い方も、少々古いですね。

E.T.はアメリカのSF映画で、確かスティーヴン.スピルバーグ監督の作品だったと思います。

しかし、ここで紹介したいのは、映画のE.T.ではありません。

本校で今年から始めた英語授業のことです。

小学校では、通常授業のひとコマは45分間ですが、この授業は20分間です。

20分間の英語授業ですから、English Twenty の頭文字をとってE.T.と名付けられました。

会議でこの呼び名が提案されたとき、私は映画の方を思い浮かべて思わず笑ってしまいましたが、若い教員には抵抗感はなったようです。

英語学習は、できるだけ多くの日に英語に触れることが効果的であることから、1・2年生で20分間の英語授業を取り入れました。

今年度は、1週間に45分間の授業1回の他に、1年生では週3回、2年生では週2回のE.T.を行っています。

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      E.T.の授業

 

英語の授業は、ネイティブの教員と日本人の教員が2人で協力する、ティーム・ティーチング(T・T)です。

E.T.もT・Tで行っています。

2人で授業を進めますので、チームワークが大切です。

ですから、教員もしっかり準備をして、授業に臨んでいます。

授業を見に行くと、短時間にテンポよく、からだ全体を使って英語の世界に浸る授業が進められていました。

大画面に映し出される映像も、効果的に使われています。

ですから、子どもたちはとても楽しそうに、授業を受けています。

 

昔の英語教育を受けた私にとっては、うらやましいような授業です。

授業の効果も大いに期待されるところです。