校長室の窓から
2017/07/11
E.T.
E.T.と言えば、過去にヒットした映画を思い出す方もいらっしゃることでしょう。
と言っても、E.T.の公開は1982年のことですから、今の小学生の保護者の方は当時のフィーバーぶりはご存じないかもしれませんね。
「フィーバー」という言い方も、少々古いですね。
E.T.はアメリカのSF映画で、確かスティーヴン.スピルバーグ監督の作品だったと思います。
しかし、ここで紹介したいのは、映画のE.T.ではありません。
本校で今年から始めた英語授業のことです。
小学校では、通常授業のひとコマは45分間ですが、この授業は20分間です。
20分間の英語授業ですから、English Twenty の頭文字をとってE.T.と名付けられました。
会議でこの呼び名が提案されたとき、私は映画の方を思い浮かべて思わず笑ってしまいましたが、若い教員には抵抗感はなったようです。
英語学習は、できるだけ多くの日に英語に触れることが効果的であることから、1・2年生で20分間の英語授業を取り入れました。
今年度は、1週間に45分間の授業1回の他に、1年生では週3回、2年生では週2回のE.T.を行っています。
E.T.の授業
英語の授業は、ネイティブの教員と日本人の教員が2人で協力する、ティーム・ティーチング(T・T)です。
E.T.もT・Tで行っています。
2人で授業を進めますので、チームワークが大切です。
ですから、教員もしっかり準備をして、授業に臨んでいます。
授業を見に行くと、短時間にテンポよく、からだ全体を使って英語の世界に浸る授業が進められていました。
大画面に映し出される映像も、効果的に使われています。
ですから、子どもたちはとても楽しそうに、授業を受けています。
昔の英語教育を受けた私にとっては、うらやましいような授業です。
授業の効果も大いに期待されるところです。