校長室の窓から
2020/05/22
学校再開に向けてVOL2-vol47
昨日、関西の緊急事態宣言が解除されました。コロナ禍の最中ですが、社会が動き出します。学校もじわじわと動いていきます。
関西全域にわたって、3ヶ月の臨時休校はあの阪神淡路大震災の時でもなかったのではないかと思います。それだけ甚大な出来事が起こっていると思うべきでしょう。しかし、この休校や皆さんの外出自粛、リモートワーク等が功を奏し世界でまれに見るほど少ない被害、罹患死となっています。海外の報道では極端な言い方ですが、「訳のわからない施策だが結果はまれに見る成功を収めている」と表現されているようです。日本人が従来から清潔好きであり、几帳面であり、素直に一致団結して動けるメンタリティーを持っているからではないかと思います。西洋的基準では理解しがたいことかもしれません。
一方で、新型コロナは収束した訳ではありません。第二波、第三波が必ず来ると言われています。そうしたことが起きた場合は、遠隔授業にすぐさま切り替えていくということも念頭に起きながら、学校を再開します。
まずは、健康管理や衛生面が一番重要です。登校前にはご家庭で必ず検温をお願いします。また、教室に入る前の石けん手洗いも必須です。ハンカチは2枚は持たせていただきたいと思います。マスクはつけたままで授業を受けます。場合によっては教員にもフェイスガードをつけてもらいます。机の置き方も個別に離した配置に変わります。
専用通路も密にならないようにフットプリントマークを張り、中央にラインを引き、間隔が取れるように工夫をしています。できうる限り、三蜜を避ける「新しい学校生活様式」の中での再出発となります。はじめは少し戸惑うことがあるかもしれませんが、安全な生活スタイルに早く慣れていきましょう。
来週、児童の皆さんと会えることを本当に楽しみにしています。みんなよく頑張りました。花マルです!!