校長室の窓から

誕生日が2回?

 雲雀丘学園小学校の創立記念日は別名「親孝行の日」として,10月1日に決まっているのですが,それは,私立の小学校としてスタートした日なのです。では,私立の小学校になる前はというと,実は,公立の小学校だったのです。
 公立小学校としてスタートした日が今日,4月15日です。昭和24(1949)年4月15日に川辺郡西谷村立雲雀丘分教場として36人の1年生を迎えて開校しました。当時は,校舎がなかったので幼稚園の園舎を午後から借りて授業をしました。

 

 

 

 当時この辺りには小学校がなく,子ども達は,池田師範(現在の大阪教育大学)の附属小学校に通っていましたが,抽選に外れた子ども達が通う学校は,汽車に乗って行かなければならないほど遠いところにありました。(現在の宝塚市立西谷小学校)
 そこで,当時池田師範の教師だった土井信男先生と石黒冨貴子先生が保護者の希望に応えて学校をつくることになりました。ですから,私たちの雲雀丘学園は,2つのお誕生日があることになります。