入学式には，お祝いにベゴニアバスケットを差し上げました。
ふつうは，お祝いの儀式には，紅白饅頭がつきものですが雲雀丘学園小学校は，昔から新入生にベゴニアを渡しています。鉢に植え替えて忘れずにお世話をするとぐんぐん株が広がり，花が終わっても越冬を上手にさせると，翌年の春にも花を咲かせます。とても育てやすい花なのです。

初代校長の土井信男 先生は，理科の先生で植物がご専門でした。雲雀丘のご自宅には，お庭に野草がたくさん植えてありました。おそらく，紅白饅頭は食べて終わりだけれど，ベゴニアはお世話をすると長く楽しめるとお考えだったのではないかと想像します。3月30日の｢心まにまに｣のブログ｢教えていただく｣でも登場した，仲谷清 副校長先生も，理科の植物がご専門でしたので，土井先生と同じように考えられたのではないかと思います。

１年生の皆さん，どうぞ大切に育てて，きれいな花をたくさん咲かせて下さいね。

ご安心下さい。卒業式には，立派な美味しい紅白饅頭を持って帰ってもらいますから。