校長室の窓から

冷たい朝

 寒波がまたまたやってきました。朝,小雪の舞う中を子ども達は登校しました。この時期の子ども達の関心事は,「雪がたくさん積もるかどうか」です。運動場に雪が積もると,当然,雪合戦や雪だるま作りの『雪遊び』が始まります。私が担任をしていた頃,1時間目の授業に食い込んでも雪遊びに興じたものでした。雪が積もったらそうしようと子ども達と約束をしていたのです。たくさん雪が積もることなどめったに無いことでしたので,寒さを忘れて子ども達も期待していたと思います。
 そんな時,靴下や手袋の替えを持ってきていた子ども達が数名いたことに感心したことを思い出しました。お家の方のアドバイスがあったのかも知れませんが,先を見通した準備ができたのでしょう。『生きる力』が育っていると感じました。

                    

 1年生が植えたチューリップもそろそろ芽を出すものもありますが,心なしか寒そうです。寒さに耐えながらしっかりと土の中で花を咲かせるエネルギーを蓄えているのでしょうね。