柔らかい陽ざしの中，5年生の体育が行われていました。ティーボールと言って，ゴルフのようにティーの上にボールを置いてバットで打ち，後は野球やソフトボールのルールと同じという競技です。止まっているボールを打つので，打ちやすく，ピッチャーがバッターに向けてボールを投げるということをしないのが特徴です。

　最近は，公園で野球をする子ども達をほとんど見ません。公園の使用のルールで禁止されているところも多いと思います。昔のように子どもが自由に入れる広い空き地もありません。学校のグランドで野球をしているのを見るのは，チームで練習している光景はよく見ます。
　昭和の頃は，男の子なら野球ができないとお友達と遊ぶ輪の中に入れなかったものでした。だから，グローブを買ってもらうとキャッチボールをしたり，ルールを覚えたりして上手になりたいと思ったものです。女性の体育の２人の教師は，野球とソフトボールの選手でしたので，指導にも熱が入っています。子ども達と教師の元気な声が運動場に響いていました。