校長室の窓から

親孝行な人はどんなことでもりっぱにできます

 先週の木曜日に道徳の研究授業が行われました。教員の授業力を高めるために,年に数回研究授業が行われ,授業を見て意見交換をする事後研修会も行われるのです。コロナ感染予防のために,教員が全員教室に入って授業を見ることはしていません。今回も,授業の様子を動画に撮って後で見る方法を取り入れています。私は,一部の教師に交じって,生の授業を見せてもらいました。
 10月1日は創立記念日で,1950年に雲雀丘学園小学校をつくった人々の願いについて学びました。「日本一のびんぼう学校」「持ち寄り学校」などと揶揄されていましたが,鳥井信治郎理事長と当時の教師,そして,保護者の方々の熱意によって学校が少しずつ大きくなった様子について学びました。
 3年生の子ども達にとっては,おじいさんやおばあさんが学んだ時代のことで,戦後5年しかたっていない頃のことは想像がしにくいところもありますが,当時の写真やエピソードなどを上手く取り入れて授業が組み立てられていました。9月末から10月初めにかけて各学年で創立当時のことを学びます。