校長室の窓から

秋の香り

 秋の深まりとともに色づいていた田んぼの稲が刈り取られ,車窓からの黄金色の田園風景が少しずつ少なくなってきました。残念な気持ちもあるのですが,白く輝く新米が食卓に上るのも楽しみの一つです。
 山々の木々の葉が色づく前の楽しみに,キンモクセイの花があります。朝,子ども達を迎える専用通路の出口付近にキンモクセイが植えてあり,蕾が大きくなってきたのを写真にとらえたのが,先週の木曜日と金曜日でした。運動会の土曜日と日曜日にちらほら咲き始め,今週は満開になりました。ほのかに香るかおりにも秋を感じます。

          

 我が家の玄関先にも低木がありますし,最寄りの駅の近くにも街路樹として花の香りを楽しんでいます。昨日は3年生の女の子が「キンモクセイのいいにおい。」と呟きながら登校していました。マスク越しにも感じられる秋の香り。子ども達の豊かな感性に嬉しくなりました。