校長室の窓から

埴輪?

 5年生の図工では,粘土を使って形づくりをして,乾かした後に窯で焼く陶芸に取り組んでいます。空き缶を芯にして,周りに粘土をかぶせて形を作り,思い思いの細工をしています。形がなんとなく埴輪に似ているので,おもしろいなと思いました。
 動物や人形などバラエティに富んでいます。生き物だけではなく,果物やロボット,ロケットなどを作ろうとしている子ども達もいます。発想が豊かなのには,感心しました。時間が足りない場合は,しめった布をかけて乾燥しないようにしてから次の週に続きをします。芯にしている空き缶は,仕上がってからていねいに外して焼くことになります。窯では素焼きをした後に,釉薬をかけて二度焼をします。

            

 柔らかい粘土でうまく形ができあがっても,窯で焼くと思ったものと違う出来上がりになるのが陶芸の悩ましいところですし,おもしろいところでもあります。ユニークなアイデア満載の子ども達の力作に期待したいと思います。