校長室の窓から

はじめての土ひねり

 1年生の図工では,初めて焼き物に挑戦します。粘土で動物を作り,よく乾かした後で,素焼きして色を塗って完成です。粘土を使った作品作りは,幼稚園でも取り組んだと思いますが,焼き物の作品作りは初めてだと思います。
 本校には,窯がありますので,どの学年も焼き物での作品づくりをしています。その第一歩が今回の学習なのです。始めたばかりなので,動物の胴体を作る過程から始まりました。焼いたときに割れてしまわないように,器作りのように中を空洞にする作業をしていました。分厚くならないように,でも,薄すぎて穴が開いてしまわないようにていねいに作っていました。
 柔らかい粘土に触ると,なぜか私も幼い頃の感触が思い出されてしまいました。参観に行ったクラスの子ども達のようには,うまく作れませんでしたが,懐かしい気持ちになりました。黙々と動物を作っている子ども達の姿が印象的でした。どんな動物ができあがるのか楽しみです。