校長室の窓から

花芽の膨らみ

 式辞の文で季節を語る書き出しが,「校門からのソメイヨシノの花芽も膨らみ始め,春の訪れが感じられる今日この頃です。云々」というものがよく使われます。春の訪れの話題といえば,立春の頃の香しい梅の花よりも桜が多く使われます。
 古来より日本人の心には,『花といえば桜』という思いが『春は桜』という待ち遠しい気分になるのでしょうか。先日,ニュースで報じられた近畿の開花予想は3月中旬から下旬にかけてだそうです。
 雲雀丘の桜の花芽はご覧のようにまだまだ堅い状態です。今朝は,早くから冷たい雨が降り,3月に入っても三寒四温の感覚もほど遠い状態です。だからこそなのか,桜の枝に目が行くのかも知れません。土曜日は,令和5年度の修了式を控えています。