校長室の窓から

ハチとなかよし

 ハチと言えば,刺すので怖いと言うイメージを持った子ども達が多いのではないかと思っていました。特に,都市部に住んでいる本校の子ども達は,その意識が強いのではないかと感じていました。
 「ミツバチ達と森をつくる」NPO法人 ビーフォレスト・クラブの方に来ていただき,昨年の暮れからハナバチを増やそうという取り組みの勉強を始めています。
 ハナバチは主に,植物の花粉を運ぶ役割をしていて,地球環境を守るためには,なくてはならない存在です。しかし,自然林の減少や農薬,駆除などによるハナバチの絶滅が心配されています。
 ハナバチを少しでも増やそうという,取り組みをひばりの里を利用しながら,始めました。今日は,1年生がハナバチの巣『ハチ宿』を作って,ひばりの里に置きに行きました。種から育てた菜の花の植え替えもして,成長すれば,ひばりの里に移植をする予定です。ハナバチは攻撃することはないので安全です。子ども達が早くなかよしになって,ハナバチがハチ宿に来て,ひばりの里で増えると嬉しいですね。