校長室の窓から

臨海学舎(前編)

 今日から9月が始まりました。まだまだ残暑は厳しく,運動場で遊べない日もあります。しかし,夜明けの時刻が徐々に遅くなり,日が暮れると虫の声も聞かれるようになりました。いつの間にか,蝉の鳴き声は消えています。
 伝統ある5年生の臨海学舎の様子をご紹介します。本校の臨海学舎は70年以上の歴史があり,私達も先輩の先生方から指導を受けました。水泳指導のみならず,用具の準備や子ども達の指導など緊張して臨みました。
 暑い日が続いたので,水泳指導が実施できるかどうか心配されましたが,海からの風も吹き,波は穏やかで3日間,しっかりと水練ができました。学校で練習してきた平泳ぎをしっかりと海で試すことができ,今までの自分の泳力以上の力をつけました。慣れない海での水泳でしたが,1日目と2日目の練習は,子ども達の自信につながったようでした。(つづく)

    

    トップの風景写真は,兵庫県最北端の『猫崎半島』と宿舎です。