校長室の窓から

臨海学舎(後編)

 2日目の早朝,若手の教師のボート講習が行われました。水中で子ども達と共に泳ぎ,指導する教師と,ボートで指導する教師に分かれます。特に,足の着かない沖での練習では,ボートの配置は欠かせません。泳いでいる子ども達が泳ぐのに妨げにならない距離をとり,いざという時は,すぐに近寄って対処ができる操船技術を身につけるための練習なのです。
 1㎞の遠泳に挑戦する子ども達は,2日目の午後に隊列を組んで挑戦し,泳ぎ切ることができました。遠泳に挑戦しない子ども達も,少しずつ距離を伸ばし,自己最長記録を更新した子ども達が多くいました。自信に繋がったと思います。
 また,大きなけがや病気で病院に行く子ども達もなく,保健室は,ほぼ休業状態であったことも子ども達が頑張ったことの一つです。実りの多い,3日間であったと思います。保護者の皆様のご理解とご協力にも感謝いたします。