校長室の窓から

 「やるまいぞ やるまいぞ」 

 一昨日の24日,狂言の鑑賞をしました。京都から茂山狂言会の皆さんに来ていただいて,「柿山伏」と「附子」を演じてもらいました。二つとも,6年生の国語の教科書に取り上げられていたもので,話の筋も分かりやすいものです。
 子ども達にとって,狂言は,あまりなじみのない芸能ですが,狂言会の皆さんは,台詞などをやさしくわかりやすく変えて演じてくださいました。子ども達もよく分かったのか,笑いに包まれていました。
 狂言は,室町時代に能とともに生まれ,400年にわたりながく受け継がれてきた文化です。私達は,鑑賞したりして応援し,大切にしていきたいものです。
 担任時代に私は,総合発表会で狂言の演し物をしました。舞台装置が簡単なのと衣装が特別必要なかったからですが,独特の発声方法や言い回しなどがあり,子ども達とともに楽しんで練習したことを思い出していました。