心まにまに

のび太くんのように…

保護者のみなさま、

先日は暑い中を個人懇談にお越しいただき、

ありがとうございました。

私は個人懇談をしておりませんが、

子ども図書館で保護者の方を待つ子たちと一緒にいました。

 

そのときに、こんな本を見つけました。

心に響くドラえもん名言集 

『ドラことば』

 

『ドラえもん』の登場人物である

のび太くんとしずかちゃん。

この二人はコミックの中で、

将来、結婚することをご存じですか?

結婚式の前夜に、しずかちゃんのお父さんが

愛する娘に贈った言葉が、この本にありました。

 

「のび太くんを選んだきみの判断は正しかったと思うよ。あの青年は人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。それがいちばん人間にとって、だいじなことだからね。」

 

何気に手に取った本ですが…、

まさにタイトルの通り、心に響きました。

 

「人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことのできる…」

私もこの年齢になって、多くの人と関わり、大切な人が増え、

「人を想う」ことが少しはできるようになったと思うのですが、

「自分のしあわせを願ってもらい、自分の不幸を悲しんでもらう」

に甘えることがあります。

そして、それに頼ってしまうことも…、恥ずかしい話ですが…。

 

そして、昨日、

3年月組の学級通信『3・月ダァー!』を読みました。

そこに、担任のI先生の子どもたちへの思いが綴られていました。

一部、紹介させていただきます。

 

「4月から担任をさせていただいた感想は…。ズバリ『子どもたちの優しさを感じる毎日』でした。特に感じたのは、国語の教材『まいごのかぎ』の振り返りの文章を読んだ時です。落ち込んでいた主人公が、最後の場面で明るい気持ちになります。このことを喜んでいる子どもたちの多いこと。主人公のことを心配していたんですね。そして最後は一緒に喜んでくれていたのですね。…」

 

まさに、人のしあわせを願い、

人の不幸を悲しむことのできる子たちではないですか。

 

これも、また、心に響きました。