心まにまに

「梅ヶ枝餅」を作ろう

例年、6年生は修学旅行で

福岡・太宰府天満宮を訪れます。

天満宮への参道には、太宰府名物の

「梅ヶ枝餅(うめがえもち)」

を焼く香りが漂っています。

菅原道真公の好物であった、とも言われます。

 

太宰府天満宮で、先ずは参拝をして、

「合格鉛筆」や「お守り」を買って、

梅ヶ枝餅を食べるのが例年の流れ。

ホカホカの梅ヶ枝餅は美味しいものです。

 

ただ、昨年度は修学旅行が中止。

今年度は伊勢・志摩方面に行き先変更。

梅ヶ枝餅は、2年続けておあずけです。

 

ところが、先日、家庭科クラブの先生から

『梅ヶ枝餅の調理実習』の提案がありました。

ただし、みんなで一斉に作るのではなく、

「お餅で餡子を包み、フライパンで焼く」

という調理を、個々で行うのです。

 

家庭科教室が密にならないように

家庭科クラブを2グループに分けて、

「教室待機グループ」と「調理グループ」が

交代で実施するようです。

出来上がった梅ヶ枝餅は持ち帰ります。

自分で作ったとなれば、

きっと美味しさも倍増でしょう。

 

学びを止めない、そして、

6年生に梅ヶ枝餅を食べさせてやりたい、

そんな家庭科の先生の気持ちがうれしいです。

 

思いがけない提案、これはまさに

『棚からぼた餅』‥いや、

『棚から梅ヶ枝餅』!