心まにまに

リコーダーの思い出

5年虹組は音楽の時間に、

リコーダーの『サミング』を練習していました。

『サミング』とはソプラノリコーダーの演奏で、

左手親指で押さえている裏側の穴を少し開き、

1オクターブ髙い音を奏でることです。

保護者の皆様も、小学校で習ったことでしょう。

 

リコーダーの演奏ではマスクを外すので、

私語厳禁です。

それを守り、黙々と練習をしています。

カッコいい横顔です。

 


66回生を5年生で担任したときのこと。

総合発表会の舞台発表は、

クラス全員でリコーダー合奏に取り組みました。

使用したリコーダーは、5種類です。

左端の最も小さいものが

ソプラニーノ・リコーダー

その隣が普段使っているソプラノ・リコーダー。

真ん中の黒いのはアルト・リコーダー。

その右はテノール・リコーダーで、

最も大きいものはバス・リコーダー。

バスは、ソプラノの3倍程の大きさです。

 

全てのリコーダーが

ソプラノと指づかいが同じとは限らず、

そのため、かなりの練習が必要となります。

 

慣れないリコーダーに悪戦苦闘しながらも、

少しずつ上手になっていく姿に

子どもたちの可能性を見た思いがしました。

私もこれを機会にソプラノリコーダーを購入し

子どもに負けじと練習をしましたね。

 

音楽科の岡村先生の指導を仰ぎながら

みんなで楽しく練習に取り組んだ…、 

リコーダーを演奏する子どもの姿を見ると、

いつも、あのときを思い出します。