心まにまに

顔を上げての…

4年生の水泳で、泳ぎに慣れている子たちが

50メートルプールに行きました。

2クラスで20人ほど、彼らはここで

「顔を上げての平泳ぎ」の練習に取り組みます。

 

スイミングで泳ぎに慣れていても、

顔を上げての平泳ぎには苦労をしています。

顔を上げると下半身が沈む、

それに抗おうとアゴを上げると

さらに体が沈んでしまうからです。

 

腕は水面を大きく円くまわして

「浮力」を作る。

足の裏で水を斜め後ろに蹴り、

伸ばした足で水を挟んで「推進力」を生む。

腕と足がそれぞれの仕事をするのですね。

スイミングでは、腕も、足も、

推進力を生むための動かし方を習いますから、

そこが大きく違うところです。

 

普段、タイムを気にして泳ぎこむ子たちも、

力を抜いて、ゆっくりと泳ぐことの楽しさを

味わってほしいですね。