心まにまに
2022/08/10
イチジク
川西市の名産である『イチジク』の出荷が、
最盛期を迎えているようです。
今年は好天に恵まれ、
大ぶりの実でも、甘みは十分だそうですよ。
旬の果物をいただくのは、
果実のエネルギーをいただくということ。
ぜひ、暑い夏を乗りきるためにも
召し上がってください。
イチジクは、亡くなった私の母の大好物でした。
この時期になると嬉しそうに
よく食べていました。
そんな母の影響で、私もイチジクは大好きです。
皮を爪で適当に剥き、
赤い皮が少し残る果実にかぶりつく。
口のまわりも、手も、果汁でベトベト…。
そんな食べ方が、わが家の作法でした。
川西市がイチジクの産地だということは、
雲雀丘学園にお世話になって
数年経ってから知りました。
その頃、雲雀丘花屋敷駅前には果物屋がありました
ある日、店先にイチジクが並んでいるのを見て、
実家から通っていた私は、
母親が喜ぶかと買って帰ったことがあります。
もちろん、喜んで食べてくれました。
結局、イチジクを買って帰ったのは1回きりでした。
今思えば、
もう少し、食べさせてあげても良かったのですが…。
イチジクと聞くと、今でも母の顔が思い浮かびます。