心まにまに

みんなに拍手

夏の甲子園が終わりました。
仙台育英学園高校が、深紅の優勝旗を
初めて宮城県に、初めて東北の地に
持ち帰ることとなりました。
地元の方々の喜びもひとしおでしょう。
 
決勝戦の試合後の、
仙台育英、須江監督のインタビューが
心に残りました。 
 
「青春は、本来は密なもの。
 ただ、この3年間は密はダメと言われ、
 練習にストップがかかったり、
 自分たちが思う活動ができなかった。
 
 ただ、そのような中でも、
 他の学校の存在を意識し合い、
 自分たちにできることを積み上げ
 どの学校も暗い中を突っ走ってきた。
 そんな全国の高校球児の頑張りに、
 大きな拍手を送ってやってください。」
 
高校3年生を
間近で指導してこられた監督の今の思いに
心が動かされました。
 
甲子園は球児を育てると言います。
この3年は球児を戸惑わせ、イライラさせ、
不安にさせてきましたが、
その分、球児の心には
仲間を大切にする心、対戦相手を敬う心が
育ったのではないかと思います。
 
須江監督の言葉からも、そう確信します。